センカンコウホウ??、防火水槽を納品しました。
このたび、津市内のお得意先様と防火水槽のお仕事をさせて頂きました。
防火水槽というと皆さん「消火活動に使うタンク」というイメージはお持ちだと思いますが、実際のタンク(防火水槽)を目にすることはほとんどありませんね。
というのも、ほとんどの防火水槽は地中に埋設されていているからなんです。今回も「潜函工法(センカンコウホウ)」による防火水槽のご紹介です。
読んで字のごとく、函(はこ)を地表から地中へと潜らせる工法です。
実際に施工されたお客様から施工写真を頂戴しましたのでご紹介します。
津市内の某設置場所です。防火水槽(60㎥)の底となる部分に側壁パネルの土台(丸い枠)を組みます。
土台の上に側壁パネルを慎重に設置していきます。この枠の内側を後で掘削します。
円筒が完成した状態から、底部を掘削していくと、タンクが自重で沈み込んでいきます。
特にこの工程は、施工実績に裏付けされた技術と経験が欠かせません。
自重沈下が完了したら、コンクリートを打設し底部の施工です。ここからの工程は防火水槽の性能を大きく左右します。
いよいよ防火水槽本体の完成間近です。ここにはありませんが、最終的に水槽内には表面処理を施します。
以上の様な工程を含め、完成までには数週間の期間をかけて慎重な施工を行います。
「水」は日常生活から防災まで、様々に私たちの生活を支えています。
このように、目に見えない場所で「水」を守る仕事を、地域の施工業者様と共にこれからも推進してまいります。